タミフルを飲まずにツボ押しで治療するのは危険

インフルエンザは日本では非常に危険な流行感冒症との見方が強い疾患です。なぜなら11月ころから全国のインフルエンザの感染者数や流行マップなどが必ず新聞やテレビで発表されます。それはインフルエンザに感染して重症化すると、肺炎や脳症を併発したり、人によっては死に至る恐ろしい疾患である為です。最も危険視されるのが40度を超える高熱にうなされることです。子供がこうした高熱に陥ると、脳などの発達や発育に支障をきたすこともある為にインフルエンザは危険視される傾向にあります。しかしインフルエンザと風邪は素人では見分けが難しい疾患でもあります。咳や鼻水、下痢などは一般的な風邪でも見られる症状であり、自分がインフルエンザに感染しているとは知らず、見過ごす人も少なくありません。そのためインフルエンザにかかっているにもかかわらず、薬を飲まないで民間療法のツボ押しなどで自然治癒を目指そうとする人もいますが、これは非常に危険です。冬場に熱や下痢など風邪と似た症状であってもインフルエンザを疑って医療機関を受診することは非常に大切なことと言えます。インフルエンザに感染していることが判れば医師はタミフルやリレンザと言った専門の治療薬を処方してくれます。これらの薬は肺でのインフルエンザウイルスの増殖を抑制する効果が期待できます。また医師は他者に感染を拡大させないために、自宅療養を命じ登校や出社の制限をかけます。おおよそ5日から1週間程度、自宅で隔離された部屋で療養することが大事です。療養中は熱による脱水症状を回避するために経口保水液やスポーツドリンクで充分水分を摂取することが大事です。おもゆやおかゆを食事とすると良いでしょう。

ページトップへ